2011年10月5日水曜日

ケチュア語事情


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この子も将来はケチュア語を話さないかもしれない
インカ帝国の公用語だった、ケチュア語ですが、もしかしたらこの先、死語になっていく危険性があるかもしれません。
というのは、ケチュア語を話す人は沢山いますが(特にクスコには)、一般的に「ケチュア語を話す人=田舎者」という考え方があるようです。
ひどい事に、ケチュア語を話す人はリャマ(ラマ:ラクダ科の動物)同然という偏見すらあるようです。
この偏見があるので、ケチュア語を話せる人も、中にはケチュア語を話すのを恥ずかしがったり、恐れたりする人もいるんです。
特に若者はそうです。
ケチュアの言葉と文化に誇りを持って!
ケチュア語がわかるのに、わからないふりをしたりします。
そしてケチュア語を学ぶよりも、英語や他の言語を学ぶためにアカデミアに通います。
親もケチュア語を子供に教えようとしません。
これは本当に残念なことです。



前に紹介した、道端で買ったケチュア語の本の表紙には、
「Peruano, Ten orgullo de tu tierra,de su historia,de su idioma 」
「ペルー人よ、あなたの国、あなたの国の歴史、そして国の言葉に誇りを持って下さい」
と、書いてありました。

ケチュア語を愛する私からも、声を大にして言いたいですね。
「ペルー人の皆さん、ケチュア語に誇りを持って、ケチュア語を是非学んでください。ケチュア語を話せる親の皆さんは、ためらわずに子供に教えてください」・・・・と。

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