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さて、今回は「カパックニャン(Qhapaq ñan)」について少しお話しましょう。
このカパックニャンは「インカ道」という名前で知られていますが、その昔、インカ帝国が、首都のクスコを中心として、南はアルゼンチン、チリ、そして、北はエクアドル、コロンビアにまで
張り巡らしていた道路のことで、全長約3万キロと言われています。
この道を、例のチャスキたち(参照→豆知識:チャスキ)が伝言を携えて走っていたんですね。
何だか猫のような可愛い名前ですが、ケチュア語の意味は次の通りです。
Qhapaq 偉大な、お金持ち、主要な
Ñan 道
つまり、偉大な道、もしくは主要な道という意味です。
このカパックニャンは現在、ユネスコ世界遺産の登録を目指しているそうです。
このカパックニャンの一部をトレッキングする「インカ道トレッキング」は、大人気のようですが、インカ道への入場制限が一日500人なので、前もって予約をしないと行かれないようです。
クスコの旅行代理店では、通常3泊4日ほどのコースで、途中幾つかの遺跡を通りながら、空中都市マチュピチュを目指すトレッキングを扱っているようです。
もしペルーに旅行に来ることがあったら、是非カパックニャンを歩いてみて、古のインカ帝国に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?
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